2024.08.27 12:46ドリッパーとフィルターは相思相愛久しぶりに珈琲の話題です。 いきなりですが、フィルターとドリッパーについて、あなたはどのくらい関心をお持ちですか? 持っている人はとことん持っている、が、持っていない人は、全く無頓着、というのがフィルターとドリッパーなんですね。極端な例だと、フィルターが無かったらティッシュペーパーで代用、なんて強者もいたりしまして(笑)。 先月、カリタの営業マンさんと話をしていて、「カリタのドリッパーには、やっぱりカリタのフィルターを使って頂きたいですよね。」というから、「それはそうでしょうけど、なんでなの?お客様にどう説明するの?」という話に発展、思わぬフィルター談議になりました。結論から言うと、ドリッパーとフィルターは両方合わせて抽出がうまい具合に行くように...
2022.10.01 13:02今年もコーヒーの日です!今日10月1日はコーヒーの日です。業界が勝手に決めたことなのですが、少しづつは認知されてきているのでしょうかね。(制定のいきさつ、意味については一昨年のこのブログでも書きましたのでこちらへ)今年も、また、ポスターが送られてきましたのでご紹介します。今回、なかなかステキな絵柄ですよね。凡豆の店内にも張らせて頂いております。やはり、秋の気配が感じられるようになった最近は、お求めの珈琲はアイスコーヒーや軽いものから、次第にフレンチなど深煎り濃厚なものが増えてきました。ポスターのように、お気に入りのレコード(古いね!)聞きながら珈琲を片手に秋の夜長を・・・なんて風景は、やはり前期高齢者の懐かしい青春なのでしょうかね?今また、レコードプレーヤーが売れてるそうです...
2022.05.13 12:31とても便利な珈琲湯沸かし!珈琲を淹れるときの温度設定ってのは、何度が良いと聞いてはいるものの、毎朝の忙しい時にそんなこと構ってられませんよ、というのが相場かと思います。当店では、これまで味のテストをする際、いちいちデジタル温度計で湯温を測っていましたが、実はとても便利で使い勝手の良い湯沸ポットがs既にカリタから出ていました。発売当初から専門家筋でははとても好評だったのですが、価格がそこそこ高いためか、もうひとつ一般の方には普及していないようです。この前、カリタのセールスさんの紹介で、当店でひとつ使ってみましょうということになりました。その結果報告です。結論から先に言いますと、「とてもすばらしい!」の一言に尽きます。どう良いかというと、設定した温度まで湯が沸くとチャイムでお知らせ...
2021.11.04 14:12焙煎はJAZZだ~芸術の秋に寄せて~ 音楽が大好きな私ですが、時折、焙煎ってのはJAZZの演奏みたいだよなあ、などと思ったりすることがあります。今日は芸術の秋ということで、大胆にも音楽と珈琲豆の関係について(大袈裟ですね、笑)、ちょっとこじつけをしててみたいと思います。 さて、珈琲には様々な銘柄があります。コロンビアとかキリマンジャロかモカとか、専門店に行けば何種類もの豆が並んでいますよね。しかし、キリマンといえばどの店でも同じ味の豆が手に入るとお思いですか?、いやいやそうではありません。大きくはキリマンなのですが、それをどう仕上げているか、美味しい美味しくないはともかくとして、苦みが強い、酸味が強い、コクが深い、あっさり気味、など、店によりそれぞれ多少の違いがあったりするものです。...
2021.04.11 05:11新年度始まりと凡豆新学期、新入社員、転勤、一人暮らし、四月は新しい生活をスタートする季節ですね。凡豆にもそんなお客様がご来店されます。また、常連の方々も、ちょっと生活スタイルを変えてみたりされる季節なんですね。このところ、コーヒーミルをお求めになるお客様が多くなりました。この機会に、自分で珈琲豆を挽いて飲む生活を始めてみようかとか、最近お嬢様から、ミルをプレゼントされたので、粉から豆の購入に切り替えますとか。ミルも、手動から電動まで様々なスタイリッシュなものが登場しています。ミルの楽しさは、珈琲の砕ける音、その際漂う香り、また、粗挽き、細挽きなど味の調整を自分でできる面白さなどなど。生活の中の小iさな出来事ですが、気分的には大きな違いをもたらすことでしょう。時間に余裕の...
2020.10.04 07:1210月1日はコーヒーの日!? 数日過ぎてしまっての投稿となりましたが、タイトル通り10月1日はコーヒーの日でした。といっても、それって何?ってなもんですよね。バレンタインデーのようにコーヒー送って愛をうちあけようなんていう訳でもなく(笑)いやいや、もっと真面目なんですよ、コーヒー業界は??? 実は、これは、全日本コーヒー協会がコーヒーの消費拡大と魅力の発信を目的に定めた業界の記念日なんですね。と同時に国際コーヒー機関でもこの日を同様にコーヒーの日としています。では、なぜ10月1日なのか、調べてみました。面白いことに、日本のほうが国際機関より先の1983年にこの日を定めていて、その理由は、いよいよ秋本番、秋冬シーズンに向けて珈琲需要が高まる時期にキャンペーンを打とうということのよう...
2020.09.20 05:28フレンチローストって? 明後日は秋分の日、猛暑の夏もようやくなりをひそめ、日差しにも少し秋を感じるようになりましたね。ボサノバの季節から、シャンソンの季節へと私的には感じてしまうのですが、いかがでしょうか。ジュリエットグレコの歌う「パリの空の下」、何度聞いてもいいですねえ、秋になると聞きたくなります、ちょっと古いですが。 さて、パリの通りに面して並ぶカフェ、そういえば、当店の販売豆の中にもフレンチローストブレンド(略してフレンチブレンド)ってのがありましたね。深煎りから極深煎りへ入る当たりの焙煎度合い(ロースト)の煎り豆のことを指しているんですが、苦みの強い珈琲になります。フランス人はみんなフレンチを飲んでるの?いやいやそうじゃありませんが、この焙煎度合い(ロースト)の珈琲...
2020.06.21 04:12手回しミルで心のリフレッシュコロナで家にいる時間が長くなったせいか、この頃コーヒーミルのお問い合わせがちょくちょくあるります。凡豆も65年もやっていると、その間に販売用以外にも、ディスプレイ用、コレクション用などと仕入れたミルが多少あります。時代や、国によってその仕組みやデザインが様々あって飾っておいても楽しめます(下写真)。最近は、小型の電動ミルが便利ですが、手回しミルもたくさん出ていて機能的なデザインで価格も比較的安いものからあり根強い人気があります。 さて、卓上型手回しミルで心のリフレッシュはいかがでしょうか。ミルの腕を回している数分、このわずかな時間、日常から離れて、思い出や、海外や、はるかな宇宙などへと思いを馳せるのです。豆を挽くという目的から離れて、ゆるやかな時の流れ...
2020.05.31 03:34珈琲、もう一つの楽しみ方珈琲は、音楽や文学や映画また絵画などにもよく登場しますよね。1960年から1970年にかけての若いころ、ジャズ喫茶や名曲喫茶に入り浸っていた方も多いとかと思います。何か芸術の香りがするのでしょうか、はたまた、単にかっこつけていただけなのでしょうか?それはわかりませんが、たぶん珈琲の苦い味や香りがその時々の気分を盛り上げてくれたり落ち着かせくれたりしていたのでしょうね。そして、時を経て、その時の思い出がまた珈琲の香りとともによみがえったり・・・。まあ、珈琲には気分の触媒作用があるのでしょう。コロナでお家時間の長い今、珈琲で一日の気分を整えるのはいかがでしょうか。ちなみに音楽系の私のおすすめは、寒い朝は、バッハと熱くあっさりと苦いサントスシティ、夏の暑い日...
2020.04.22 14:19♬コーヒールンバで行こう♬少し前から、夕方に豆を買いに訪れる男性のお客様がいる。大柄で、なんとなく、こちらをほっこりとさせてくれるお人柄が素敵だ。この方が、ある日、今日はモカを頂こうと言って、価格表に目を落とすなり突然その場で歌を歌い始めた。「これってあのコーヒールンバのモカマタリですよね!」と言って。それが、なんとも微笑ましくて店の者も嬉しくなりました。この、コーヒールンバ、私と同じ世代(?歳)の方なら、小学生のころ一度は耳にしたことがあることでしょう。そう、西田佐知子の歌う「コーヒールンバ」です。西田さんは、今や関口宏さんの奥さんですが、当時は少しハスキーな声でなかなか魅力的な方でした。「♪むかし、アラブの偉いお坊さんが、・・・♪」と始まるこの歌の後半に「♪それはすてきな飲...